海外生活 Life in the Netherlands: 【オランダ語】オランダの本屋で見つかるおすすめの料理本編

2016年9月12日月曜日

【オランダ語】オランダの本屋で見つかるおすすめの料理本編

皆さんは、街を歩いていて本屋を見かけると、そのまま通りすぎますか?
それとも、ついつい立ち寄ってしまいますか?

私は、引き付けられる様に本屋に吸い込まれていくタイプです(笑)

本屋や図書館など本がずらーっと並んでいる空間が大好きで、時間ができると「ちょっと本屋によって行こうかな」となり珈琲を飲みながら、絵画集を眺めたり、歴史書を読んだり、ビジネス書を読んだり・・・いろんなジャンルの本を眺めて、お気に入りの本を見つけ出すことにワクワクします。

これは、オランダに来ても変わっておらず、また旅先でも本屋を探して街をうろうろしてしまいます。

そんな今日は、食べることも、料理することも大好きなので、本屋に行くと必ず足を止めてしまう「KOKEN」コーナーから、「料理本」について紹介したいと思います。

ちなみに、写真の「KOKEN」とは、オランダ語で「料理」と言う意味です。


今日は、料理本からオランダ語を紹介するとともに、個人的にお気に入りであったり興味を持っている料理本を紹介していきます。

料理本を手に取る楽しさは、

実際に作って食べることも楽しいですが

写真を眺め写真の撮り方を学んだり

素敵なテーブルコーディネートの技を学んだり

盛り付け方法を学んだり

食を通してその国の文化にも触れることもでき

料理本から学ぶことはとても多いと感じています。

では、その中から6冊(ほんとはもっと紹介したいのがあるのですが・・・)を選んでみました。

1.Pannen koeken

まず1冊目は、「Pannenkoeken」です。オランダ語でPannenkoeken(パネンクッネン)とは、パンケーキという意味です。オランダのパンケーキは、日本の分厚くて小さいパンケーキとは違い、大きなお皿からあふれそうなぐらいのサイズで、薄いクレープのような点が特徴です。

こちらでは、朝ごはんやお昼ご飯に食べることが多く、スーパーでは簡単に作れるように牛乳を混ぜればすぐ焼けるパンケーキミックスなども1ユーロ~売られています。

また、オランダではパンケーキのカフェ・レストランも多く見かけます。デザートタイプのパンケーキから、食事タイプのパンケーキまで種類も多く揃っており、毎回どれを食べようか悩んでしまいます。

そんな美味しくて、ついつい食べちゃうパンケーキですが、家で作るのにもっとバリエーションを増やしたいと思い購入したのが、こちらの本です。この本は、本当におすすめです!本を開くと、こんな組み合わせもあったのか?!と思うアイデアレシピがたくさん書かれていて、どれも美味しそうで眺めているとパンケーキが食べたくなってきます。また、写真の撮り方や盛り付け方も見ていて勉強になります。


2.Japanse keuken

次に、「Japanse keuken」という日本料理の本です。本のデザインが目をひき、なにげなくページをめくったのですが、素晴らしく充実した内容の本でした。

日本料理の本は、オランダでも本屋さんに行けば何冊か売られています。しかし、ほとんどがレシピの本であるなか、この本は日本人が如何に季節に応じた食を大切にしているのか、背景や、食材1つ1つをオランダ語で説明書きされています。また、料理の際に使用する台所用品についても詳しく説明が書かれています。この本は、オランダの方で日本料理に興味がある方に是非読んでほしいと思いました。


3.ONTBIJT

この本は、今度買おうと思っている本の一冊です。オランダ語で「ONTBIJT」とは、「朝食/朝ごはん」という意味です。本を開くと、美味しそうな写真がたくさん!

オランダでは、ブラウン・ブレッドを朝ごはんによく食べますが、たいていハムとチーズをサンドしただけか、パンケーキなどが多いです。とにかく、シンプル!

でも、もう少し朝ごはんにバリエーションを増やしたい!でも、朝は時間が限られている・・・そんな中で見つけたのがこの本でした。この本は、シンプルなレシピから、少し手を加えればできるメニューが掲載されており、時間がない朝でも簡単につくれるレシピが比較的多く掲載されていたのがいいと感じた点です。


4.TOMATEN

真っ赤な表紙が目をひくこちらの本は、名前の通り「TOMATEN」を使ったレシピが掲載されています。オランダ語で「TOMATEN」は「トマト」という意味です。実はオランダは世界的にも有名なトマト輸出国でもあります。オランダでは、トマトの栽培をしても、日本の九州ほどの小さな国のため、ほとんどが輸出されています。

トマト大好きなオランダ人なので、相方もしばらくトマト料理を食べていないと「赤はどこー?トマトが食べたい―!」とおねだりしてきます。そのため、本屋でこの本を見つけ手に取ってみたところ、美味しそうなトマト料理がたくさん掲載されていて素敵な本でした!買おうか迷ったのですがちょっと持ち歩くには大きすぎたため、今回は購入しませんでした。中の写真やレシピは充実しているので、興味がある方は手に取ってみてくださいね。


5.TAPAS MET VIS

「TAPAS」は「タパス」、「MET」は「一緒に/共に」、「VIS」は「魚」と言う意味です。この本は、魚を使用したタパスのレシピが豊富で、見ているだけでも次どれを作ろうかとワクワクします!

自宅でのホームパーティーの時や、急な来客時にもパパッと簡単に作れるものも多く役立っています!


6.SOEP

オランダ語で「SOEP」は「スープ」という意味です。オランダ料理には、パンと一緒に食べられて、身体を温めてくれる料理としてスープはとても人気です。

その中でも、我が家でよく食べるのは、トマトスープ、エルテンスープ、マスタードスープです。これらのスープはオランダ料理の定番なので、スーパーなどでも缶詰やパックに入って売られています。

まず、オランダ語で「Mostersoep」は「マスタードスープ」のことです。オランダのフローニンゲン(Groningen)の料理ですが、料理本を見ながら作ってみました。味は、マスタードを加えていますが辛くはなく、まろやかなこくと酸味を感じる味です。

そして、Erwtensoep(エルテンスープ)は「えんどう豆のスープ」で冬の定番料理です。セロリ、人参、玉ねぎ、じゃがいも、葱などたくさんの野菜とソーセージが入ったスープで、栄養価も高く、体を温めくれるスープとして人気です。味は、煮込んで作られるためドロッとしていて飲むというよりも、食べるスープというイメージです。

私はまだ、自分では作ったことがなく、レストランでも食べたことがありません。でも実家に帰ると、よく相方のお母さんがこのスープを作って待っていてくれます。そのため、私にとってエルテンスープは「おかあさんの味」という感じがします。

また、春になるとスーパーやマーケットでは、新鮮で極太のホワイトアスパラガスが並びます。そして、レストランやお店でも提供され始めるのが、ホワイトアスパラガスのスープです。このスープは、ホワイトアスパラガスがとれる春だけ味わえる季節のスープでもあります。

そのためホワイトアスパラガスを見ると、「春がきた!」と感じ、レストランでも旬のホワイトアスパラガスを使ったメニューが看板に書かれているのを見かけます。ちなみに、オランダ語で「Aspergesoep」は「ホワイトアスパラガスのスープ」です。

最後は、Tomatensoep(トマトスープ)です。小さい団子が入っているのが特徴です。お店や家庭により、かなり味が多様なのがこのスープでもあります。こくのあるクリーミーなトマトスープもあれば、さらっとした酸味のある味のものもあります。

また、スーパーなどでパックや缶詰で売られているのを買うと、細いマカロニが入っていることが多いです。

この本には、いろんなスープ料理が掲載されており、写真も綺麗でお気に入りのスープ料理の本です。


いかがでしたか?気になる本はあったでしょうか?

ネットで検索すればいろんなレシピが見つかり、とても便利ではありますが、個人的には本を手に取って料理本から学ぶほうが好きです。お気に入りの料理本が手元にあると、作る楽しさもあり、食べる人を思い作る幸せも感じます。

それに、同じ料理でも盛り付けの仕方で印象も大きく変わりますよね!

いつもの食卓が、ちょっと幸せになるように、そんなエッセンスが料理本にはたくさん詰め込まれていると思います。


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