海外生活 Life in the Netherlands: 2019

2019年8月5日月曜日

【海外育児】オランダのSpelletjes naar leeftijd(年齢別ゲーム)

先日読んだ、オランダの雑誌に書かれていたものを、ちょっとご紹介。

記事の内容は、子供や大人が歌だったり新しい言葉を学ぶのと同じで、遊びを通して赤ちゃんは学び、成長し発達していくという内容で、年齢に応じた遊びを紹介しているものでした。遊びを通して学ぶのは、赤ちゃんや子供のメンタルとからだの成長・育成にとって大事な事だという記事でした。

なんだか、こういう記事を前は読み飛ばしていましたが、子供が産まれると変わるもので、とっても興味がわき、出産・育児関連の記事には目が行ってしまいます。
この変化よ・・・(笑)


その一つが、Spelletjes naar leeftijd(年齢別ゲーム)で、年齢に応じて赤ちゃんが興味を持ち、学んでいくゲームや遊びを成長の各段階で取り入れていくといいとのこと。これらを行う事で、子供の好奇心を刺激し、精神運動能力を高めることができるそうです。ただ、絶対にしてはいけないのが子供に無理を強いないこと、あくまでもゲームや遊びのように楽しみながら行う事が大事です。

雑誌に書かれていたSpelletjes naar leeftijd(年齢別ゲーム)を、いくつか紹介すると・・・

0か月~3ヶ月までは

・赤ちゃんの手をつんつんと刺激し、自分の指を握らせる。握れたら、手の甲をさすって指を放し、又握らせるを繰り返し行う。これは、赤ちゃんが生まれた時から持っている原始反射のある時期を活かした遊びで、運動能力の発達に役立つそうです。
・産まれてから3ヶ月までの間に、赤ちゃんに認識しやすい明るい色のおもちゃや、音が出るおもちゃを見せて、目の前で動かしてみる。また、目の前におもちゃを置いて、赤ちゃんが興味をもったら、それをゆっくりと左右に動かしてみる。この追視(ついし)を刺激することで、目に見える世界が広がること、そして顔を動かすことは首すわりにもつながるそうです。
この時期の赤ちゃんは、表情や声で気持ちを表すことができるようになり、声を出して笑うようにもなるため、赤ちゃんの目を見ながら話しかけたり、歌ったり、笑ったりしていろんな音にふれさせる。
・生後3か月ごろは、ハンドリガード(Hand-regard)を始める時期で、自分の手に気付き、自分の意志で手を動かせるとわかるようになるそうです。そのため、からだを動かす遊びを行うのがいいそうです。例えば、音が出るおもちゃを手首につけ、動くたびに音が出ることで好奇心を刺激していく。

3ヶ月~6ヶ月までは

上記で行ったゲームを、引き続き行いつつ
・赤ちゃんの手に物を置いて、それを握る事が出来たら、それを一度受取り、また手の上に置くを繰り返す
・赤ちゃんの目を見ながら、腕の下に手をいれ支え、そっと前に引いて座っている位置まで引き上げ、次にゆっくりうしろに倒しシーソーのようにして動かして遊ぶ
・赤ちゃんの手を握って遊ぶ
・赤ちゃんの足に少し圧力をかけ、動かしたり、伸ばしたりストレッチをする

6ヶ月~9ヶ月までは

・赤ちゃんに認識しやすい明るい色のおもちゃを見せて、それを目で追うようにゆっくり動かしたりおもちゃを近くに持っていき、それをさらに遠ざけることを何度か繰り返す
・赤ちゃんの隣に座り、名前を呼んで振り向かせることはからだの運動能力を高める
・両手の上に何か物又はおもちゃをおいて、それらを一緒にまとめるようにすすめる
・ジャスチャーを交えながら話すことを、何度も繰り返すことも、この時期の赤ちゃんの刺激になる
・赤ちゃんに鏡を見せ、鏡の中の自分を見せてあげる。はじめは、自分だと気づかないので自分自身だと理解できるように、繰り返し名前をよんで話しかける。
・ハンカチで赤ちゃんの顔を隠し、赤ちゃんが自分でハンカチを引き離すまで待ち、それができた時に名前を呼ぶ

あと面白かったのは、「この時期の赤ちゃんに、派手なカラーやデザインの靴下をはかせて、自分の足に気付かせる」というもの。派手な靴下か・・・その発想はなかったなぁ。

9ヶ月~12ヶ月までは

・この時期は、動物が描かれた絵本を見せ、動物の鳴き声などをまねて楽しむこともよい成長につながる
・顔の表情を変えたり、唇で音を立てたり、キスをしたり、おもちゃを包んで、彼らがおもちゃを箱から出すのを待つことも、よい刺激になる
・この時期の赤ちゃんは、オブジェクトのサイズや使い方を学ぶため、異なるサイズの正方形のおもちゃを与え、遊ぶこともよい刺激になる
・腕や手の下を支えてあげ、立ったり、歩いたりするのを手伝うことで彼らの運動能力を高める手助けになる

これらの子供と遊ぶ時間は、これから彼らが生活していく社会で必要な知識、精神運動能力、社会的能力を高める手助けになるそうです。

2019年8月4日日曜日

【海外育児】1ヵ月検診の内容と準備、持ち物について

オランダでは、妊婦時の検診もそうですが、産まれてからの乳幼児健診も夫婦そろっていく方が多いと感じます。オランダ人の我が家の旦那も、何も言わなくても当たり前のように、一緒に毎回参加しています。

これはとてもいいことだな、と感じます。一緒に子育てをしているので、旦那自身も子育てに参加する中で知りたいことや聞きたいことがあるだろうし、また大事な我が子の検診はどれだけ成長したか分かるのも、楽しみでしかたがないようです。


ちなみに、この乳幼児健診は事前予約が必要です。この1ヵ月検診の予約は、自分で連絡をいれる必要はなく、市役所に出生届を提出すると、自動的に市役所からGGDに情報が送られ、GGDから市役所に提出している連絡先にConsultatiebureau(オランダ版小児保健所)の看護婦さんの訪問連絡が入ります。

我が家の場合は、出産後、1週間たったぐらいの時にConsultatiebureau(オランダ版小児保健所)から看護師さんが家に来てくれ、1時間ほど面談を行いました。定期健診の説明、私たち家族の病歴や、私たちの健康状態、仕事、赤ちゃんの世話や子育てで知りたい事などについて色々質問され、それに対して答えていきました。

あと、子供を日本語とオランダ語のバイリンガルで育てるかなども聞かれ、我が家では旦那がオランダ語で話しかけ、私は日本語で話しかけて育てていくつもりだという事を伝えると、「その場合、脳での言語処理に時間がかかるため、あなた達のお子さんは少し話しはじめるのが遅れることもあるかもしれないけど、心配しないでね」とのことでした。

最後に、次回の1ヶ月検診、2ヶ月検診の予約日を話し合い決めました。そして、オランダ版の母子手帳「Growth Book」をもらいました。今後、その手帳に検診予約日や検診時の測定記録も記載されていくそうです。そのため、検診時にはこの手帳を必ず持参するようにいわれました。

そして先日、赤ちゃんが産まれてから初めての1ヶ月健診のため、Consultatiebureau(オランダ版小児保健所)に行ってきました。

小児保健所は、我が家から徒歩でいける場所にあり、とっても近くてすごく助かります。
場所は、Zuid Zorg内にあり、ドアを開けるとおもちゃがたくさん置かれており、そこにいくつもおむつがえコーナーが並んでいました。


Zuid Zorgについて



受付とかあるのかな?と思ったのですが、そういうものはなく予約時間に行くと、中からアシスタントの人が来て名前を告げ、持参したオランダ版の母子手帳「Growth Book」を渡すと、「赤ちゃんの身長・体重を測り、順調に成長しているかをチェックするわね。そこにおむつ替えコーナーがあるから、服を脱がしておむつのみにして測定の所まで連れてきてね。」と言われ服を脱がすことに。

まず、頭のサイズと身長をはかり、そのあと、おむつを脱がして体重をはかりました。これらの測定は、アシスタントの人が行ってくれます。

完全母乳で育てているので、どれぐらい飲めているのか、ちゃんと飲めているのかなどの不安も少しあったのですが、産まれた時から身長は4cm伸びていて、体重もこの1ヵ月で1kgちょっと増えていて、ホッと安心しました。

測定の間、我が子は、全く今の状況を気にせず口を開けて気持ちよさそうに、スヤスヤ寝ていました(笑)。その姿を見て、アシスタントの方が「すごく、リラックスした子ねー」と笑いながら測ってくれ、その記録をオランダ版の母子手帳「Growth Book」に記録してくれていました。

測定が終わった後、またおむつのみをはかせて、おくるみにくるんで別室に入りドクターの問診がありました。問診の間は、我が子は目を開けて、声を出したり、興味深そうにきょろきょろ周りを見て大人しくしていました。問診では、先ほど測定したデータを入力し、成長グラフでオランダで平均的かを比べ見せてくれます。

そして、ドクターから母乳やうんちの状態、体調などについて質問がいくつかあり、その後で、へその緒が取れておへそがきれいな状態になっているか、目の動きを見たり、湿疹はないか、手足の動きで変わった所はないかなどの全身のチェック、腹ばいにさせると頭を持ち上げようとするかなどの確認がありました。腹ばいになったとき、我が子は、頭をグラグラさせながらも自分で頭を持ち上げようとしていました。

その他にも、両脇をかかえて足を床につかせて歩かせてみたり、、、これには、大人しくしていた我が子もギャン泣きしていました。しかし、ギャン泣きしながらも、しっかりと足を動かし歩いているのをみて、この子はたくましく育ちそうだなーと感心しました。

その後、相談やこの1ヵ月で気になったことなどを質問する時間がありました。私はこの1ヶ月の間で、聞きたいことをその都度メモしていたので、聞きたいことがたくさんでした!でも、メモをしておいたおかげで、聞き忘れることなく、この1ヶ月で聞きたかったこと、不安だったこととかを全部聞けて、それに対してアドバイスなどをもらえたので気持ちがすっきりしました。検診・問診では、時間に焦らされることもなく、しっかりと質問や話を聞いてくれ、全部で約1時間程度でした。

はじめての検診を終えてみて、下記を持参すると便利だと感じたので、これからの方の参考になればと思います。

オランダ版の母子手帳「Growth Book」
・タオル
・おくるみ
・おむつ(複数)
・おしりふき
・手を拭くウエットティッシュ

検診・問診時には服を脱がせて、おむつのみにするので問診時など長い時間かかる場合、赤ちゃんが寒くないようにくるんであげるものを持っていく事をおすすめします。私は、タオルとおくるみを持参し、タオルはおむつ替えシートの上にしいて冷たくないように、またおむつ替えシートを汚さないように使用しました。おくるみは、検診の間おむつのみだと寒いのでくるんであげると大人しくしていたし、問診時もおくるみを取るのみでドクターも全身チェックができ便利でした。

次回は、2ヶ月検診です。1か月後、どのぐらい成長しているか楽しみです!

関連記事:【海外育児】オランダの予防接種や乳幼児定期健診について
関連記事:オランダで妊婦が避ける/気を付ける食べ物

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2019年8月2日金曜日

【海外育児】オランダの予防接種や乳幼児定期健診について

オランダで私自身が子供を産むまでは、オランダの乳幼児定期健診小児保健所の役割、予防接種、子育てシステム等について全く知らなかったので、クラームゾルフ、看護師、助産師、小児保健所などで、毎回気になる事はたくさん質問していました。
私と同じように、出産後、初めてのことで分からず困っている方もいると思うので、参考になればと思い記録しておきます。



オランダでは、出産後、生後1ヵ月から4歳になるまでは小児保健所(Consultatiebureau)で定期検診や予防接種等のお世話になり、4歳以降は、GGD (Gemeentelijke Gezondheidsdienst)が健康管理を行います。小児保健所(Consultatiebureau)では、生後1ヵ月から6ヶ月までは毎月定期検診があり、その後は8か月、10ヶ月、1歳、1歳半、2歳、2歳半、3歳、3歳9か月と定期的に検診が行われます。その時々に応じて、子育て情報や支援、アドバイスをもらうことができ、この乳幼児定期健診は全て無料です。

小児保健所では、下記の支援をしてくれます。
・子育て相談、支援
・予防接種
・母乳育児のアドバイス
・体重、身長、頭のサイズの測定
・定期健診

我が家の場合は、出産後、1週間たったぐらいの時にGGDから看護師さんが家に来てくれ、聴力の検査と先天性代謝異常検査( Gehoortest en hielprikを行いました。先天性代謝異常検査では、赤ちゃんのかかとの血を採取し、病気になっていないかを調べるそうです。かかとから血を採取するため、針のようなものをさすのですが、痛そうだな・・・泣くかな?と思ったら、心配をよそに全く泣かずにこにこしていました。



この、先天性代謝異常検査の結果については5週間かかるそうで、何も問題がなければ連絡はなく、問題があり再検査が必要な場合のみ連絡が入るとのことでした。ちなみに、聴力の検査結果については、その場で教えてくれます。

乳幼児定期健診は、小児保健所(Consultatiebureau)が担当することになります。この、小児保健所はオランダ全土にあり、各地域に複数あるため、住んでいる家からもっとも近い小児保健所が受け持つことになります。じゃあ、自分から連絡を取り予約が必要なのかな?と思い聞いてみると、自分で連絡をいれる必要はなく、市役所に出生届を提出すると、自動的に市役所からGGDに情報が送られ、GGDから市役所に提出している連絡先に訪問の連絡が入るとのことでした。

また、普段の乳幼児定期健診は、予約が必要ですが、地域により毎週予約なしで訪問可能な日が設定されています。そのため、相談したいことがあったり、母乳をあげているけどちゃんと飲めているのか心配で体重がちゃんと増えているか確認したいなどの時には、次の定期健診まで待たずに、相談したいときに気軽に相談できる環境があります。

実際に、事前の打ち合わせや、1ヵ月検診の際に、看護師さんやドクターも「気負わずに何か聞きたいことがあれば、電話でも、メールでもいいからどんどん質問してきてね。もし、対面を希望なら毎週、予約なしで相談できる日があるから、次の定期検診を待たずにいつでも訪問可能よ。」と言っていました。

ちなみに、予約なしで訪問可能な日(inloopspreekuren)は、各地域により異なります。ご自身がお住まいの場所で、いつか調べたい方はzuid zorgのサイトから確認できます。北ブラバンドのEindhoven(アイントホーフェン)周辺については、下記URLから確認できます。

予約なしで訪問可能な日(inloopspreekuren)
https://zuidzorgjgz.nl/over-zuidzorg-jgz/inloopspreekuren/

予防接種Vaccinaties

予防接種のスケジュールについては、下記サイトに詳しく書かれているので知りたい方は確認をしてみて下さい。

■予防接種プログラム(Rijksvaccinatieprogramma)
https://rijksvaccinatieprogramma.nl/over-het-programma/consultatiebureau

予防接種のスケジュールは下記のようになっており、我が家では訪問時に看護婦さんが説明してくれました。また、1ヵ月検診の際に小児保健所から、次回の2ヵ月検診時の予防接種について説明と確認がありました

<予防接種を行う年齢>
・2か月
・3ヶ月
・4か月
・11か月
・14か月
・4歳
・9歳
・12、13歳

■予防接種スケジュール(Vaccinatieschema)
https://rijksvaccinatieprogramma.nl/vaccinaties/vaccinatieschema

詳細や、オランダと日本では違うんだなと感じたこともあるので、また次回別に書きたいと思います。

関連記事:オランダで妊婦が避ける/気を付ける食べ物

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2019年8月1日木曜日

【オランダ生活】オランダではネットショップを賢く利用しよう!

オランダ生活で便利なサイトのひとつとして、bol.comがあります。オランダでよく利用されているオンラインショッピングサイトで、オランダで暮らしていると必ず使用する機会のある活用度の高い便利なサイトです。

オランダ版のAmazonのような感じで、オランダ国内の提携企業も多く、オランダ語学校でテキストを注文する際や、会社で必要な本があったときにも、bol.comから注文する前提なのか?!と思うほどbol.comの商品番号のみ伝えられる時があります。


本当に、何でも揃うので、私は書籍以外に、たまに日用品、オーガニックの化粧品などをこのサイトから注文しています。特に、妊娠期間中、つわりがひどくて外出が辛かった時などはネットショップが大活躍でした!いろんなお店を見て周る必要もなく、こちらのサイトで全て注文が完了できるので便利でした。

購入方法は簡単、下記bol.comを開き、検索欄に検索したい商品の名前を入力すると複数表示されます。

https://www.bol.com/nl/

また、割引や50%offなどのキャンペーンも定期的に行っていたり、配送もはやいのでおすすめです。

実際に、何度か利用していて、便利だなと思うのは商品数の多さだけでなく、配送先を、自宅か、最寄りのピックアップポイントどちらかを指定できる点です。仕事などで家に日中いない場合、宅配が届いても受け取ることができないことが何度かあり、その度に受け取るのに時間がかかってしまったり、ご近所に預けられた荷物を受け取りにいくなど手間だなと感じていました。でも、bol.comはピックアップポイントを指定することで、仕事帰りに自分が選んだ場所に立ち寄り、受け取ることができます。

私は、いつも家に近くのアルバートハインをピックアップポイントに指定していました。アルバートハインを指定した理由は、仕事帰りでもまだ空いている場所であり、またスーパーで夕食の食材を買い、その後荷物を受け取ることで、用事を一度に効率よくすますことができるためでした。

ちなみに、ピックアップポイントでの荷物の受け取り方法は、簡単です。ピックアップポイントに、荷物が配達されると、その旨がメールで届きます。アルバートハインでの受け取りなら、受付カウンターに行き、そのメールに記載されている番号と、身分証明書(パスポート)を見せ、自分の名前を告げると奥から荷物を出してきてくれます。そして、荷物の名前を確認し、サインして荷物を受け取ります。

是非、活用してみて下さいね!

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2019年7月31日水曜日

オランダで妊婦が避ける/気を付ける食べ物

オランダでは、感染症にならないために妊娠している人は、生の魚や貝類、カマンベールやブルーチーズなどの生乳からつくられているチーズ類、生卵、パテ、燻製サバ、スモークサーモン、生ハム、サラミ、マグロ、アルコールなどは食べない方がいいと言われています。

      

検診時に、助産師さんにも聞いてみましたが、記載したものなどは食べない方がいいと言われました。貝類については、生だけでなく、火を通していても極力食べないように言われました。また、マグロは避けた方がいいとのことなので、ツナ缶はどうなのかと思ったら、月に1度ぐらいならいいが、極力避けた方がいいそうです。

またカフェインに関しては、「1日1-2杯なら、珈琲なども飲んでもいいわよ。あれもダメ、これもダメとなるとストレスになってしまうから、珈琲を飲む習慣があったなら飲むことで息抜きにもなるわ。」とのことだったので、私は、珈琲やカプチーノが好きでしたが、妊娠してから以前よりは飲みたい!という気持ちは何故かならなくなっていたので、無性に飲みたくなった時だけ、スタバやカフェに行きノンカフェインの珈琲を飲んでいました。

あと、妊娠中は「赤ちゃんのためにも1日1.5リットル程度の水分を取るように意識してね。」と言われていて、それは飲み物に限らず、スープや、水分を多く含むフルーツなども積極的に取るといいとアドバイスをもらいました。そのため、妊娠中はノンカフェインのルイボスティーや、下記の妊娠茶などをよく飲んでいました。

特に、albert heijnなどのスーパーでも気軽に買える「pick wick Rooibos Original Tea」のノンカフェイン ルイボスティーは毎日飲んでいました。下記のサイズで、紅茶のパックが25個入って、2ユーロ程度と手ごろなので、妊娠中の方におすすめです。




また、妊娠中の女性におすすめの「Pukka Motherkind Pregnancy」もよく飲んでいました。この紅茶は、ノンカフェインで、ラズベリーリーフ、ペパーミント、シャタバリ、オレンジピールなどの有機ハーブを使用したオーガニックであり、妊娠中頃~後期の間に飲んでいました。


このように、妊婦が避ける/気を付ける食べ物って、妊娠してはじめて結構あるものなんだと知りました。個人的に、オランダでよく食べられている、燻製されたサバや、スモークサーモン、ムール貝、ブルーチーズが大好きなので、食べられないのが辛かったです。特に、食事などに行き周りの人が美味しそうに食べているのを見ると、「美味しそう!早く食べたい!」と何度思ったことか!でも、赤ちゃんに少しでもリスクがあるものは取りたくなかったので、妊娠中は我慢し、出産後に思う存分食べました。

また、妊娠中に日本に一時帰国したのですが、せっかく日本にいるのにお寿司、お刺身、日本酒などを口にできなかったので、その分、和牛や、焼肉を思いっきり堪能しました。

そしてオランダでは春になると、ハーリングの販売が始まります。この時期は、スーパーの前にお店が立ち、またマーケットなどでも新鮮なハーリングが食べられます。脂がのっていて、やわらかくて大好きなので、私は日本の刺身風に醤油とわさびを付けていつも食べています。このハーリングは、鮮度の新鮮なものであれば、少しなら食べても問題ないそうですが、私は妊娠中は念のため食べないようにしていました。

旦那からは、「牛乳やサーモンを積極的に取ってね。特に、サーモンは週2回のペースで食べてね。あと果物もだよ。」と言われていました。魚の中でも、サーモンは食べていいとのことでした。そのため、妊娠期間中の我が家の冷蔵庫には、旦那が毎回買ってくるサーモン大量、牛乳の1・5リットルのビックサイズが2本、色んな果物が常に常時されていました。サーモン、好きだけど週2回必ず食べるとなると、毎回同じメニューもあきるので、どうやって食べようか、毎回メニューを考えるのが結構めんどくさかったです。

こんな風に、妊娠してみてはじめて知ることができた、国によって、妊婦が積極的に食べる食べ物、避ける食べ物が違うのが興味深かったです。

関連記事:【海外育児】オランダの予防接種や乳幼児定期健診について


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