海外生活 Life in the Netherlands: 7月 2019

2019年7月31日水曜日

オランダで妊婦が避ける/気を付ける食べ物

オランダでは、感染症にならないために妊娠している人は、生の魚や貝類、カマンベールやブルーチーズなどの生乳からつくられているチーズ類、生卵、パテ、燻製サバ、スモークサーモン、生ハム、サラミ、マグロ、アルコールなどは食べない方がいいと言われています。

      

検診時に、助産師さんにも聞いてみましたが、記載したものなどは食べない方がいいと言われました。貝類については、生だけでなく、火を通していても極力食べないように言われました。また、マグロは避けた方がいいとのことなので、ツナ缶はどうなのかと思ったら、月に1度ぐらいならいいが、極力避けた方がいいそうです。

またカフェインに関しては、「1日1-2杯なら、珈琲なども飲んでもいいわよ。あれもダメ、これもダメとなるとストレスになってしまうから、珈琲を飲む習慣があったなら飲むことで息抜きにもなるわ。」とのことだったので、私は、珈琲やカプチーノが好きでしたが、妊娠してから以前よりは飲みたい!という気持ちは何故かならなくなっていたので、無性に飲みたくなった時だけ、スタバやカフェに行きノンカフェインの珈琲を飲んでいました。

あと、妊娠中は「赤ちゃんのためにも1日1.5リットル程度の水分を取るように意識してね。」と言われていて、それは飲み物に限らず、スープや、水分を多く含むフルーツなども積極的に取るといいとアドバイスをもらいました。そのため、妊娠中はノンカフェインのルイボスティーや、下記の妊娠茶などをよく飲んでいました。

特に、albert heijnなどのスーパーでも気軽に買える「pick wick Rooibos Original Tea」のノンカフェイン ルイボスティーは毎日飲んでいました。下記のサイズで、紅茶のパックが25個入って、2ユーロ程度と手ごろなので、妊娠中の方におすすめです。




また、妊娠中の女性におすすめの「Pukka Motherkind Pregnancy」もよく飲んでいました。この紅茶は、ノンカフェインで、ラズベリーリーフ、ペパーミント、シャタバリ、オレンジピールなどの有機ハーブを使用したオーガニックであり、妊娠中頃~後期の間に飲んでいました。


このように、妊婦が避ける/気を付ける食べ物って、妊娠してはじめて結構あるものなんだと知りました。個人的に、オランダでよく食べられている、燻製されたサバや、スモークサーモン、ムール貝、ブルーチーズが大好きなので、食べられないのが辛かったです。特に、食事などに行き周りの人が美味しそうに食べているのを見ると、「美味しそう!早く食べたい!」と何度思ったことか!でも、赤ちゃんに少しでもリスクがあるものは取りたくなかったので、妊娠中は我慢し、出産後に思う存分食べました。

また、妊娠中に日本に一時帰国したのですが、せっかく日本にいるのにお寿司、お刺身、日本酒などを口にできなかったので、その分、和牛や、焼肉を思いっきり堪能しました。

そしてオランダでは春になると、ハーリングの販売が始まります。この時期は、スーパーの前にお店が立ち、またマーケットなどでも新鮮なハーリングが食べられます。脂がのっていて、やわらかくて大好きなので、私は日本の刺身風に醤油とわさびを付けていつも食べています。このハーリングは、鮮度の新鮮なものであれば、少しなら食べても問題ないそうですが、私は妊娠中は念のため食べないようにしていました。

旦那からは、「牛乳やサーモンを積極的に取ってね。特に、サーモンは週2回のペースで食べてね。あと果物もだよ。」と言われていました。魚の中でも、サーモンは食べていいとのことでした。そのため、妊娠期間中の我が家の冷蔵庫には、旦那が毎回買ってくるサーモン大量、牛乳の1・5リットルのビックサイズが2本、色んな果物が常に常時されていました。サーモン、好きだけど週2回必ず食べるとなると、毎回同じメニューもあきるので、どうやって食べようか、毎回メニューを考えるのが結構めんどくさかったです。

こんな風に、妊娠してみてはじめて知ることができた、国によって、妊婦が積極的に食べる食べ物、避ける食べ物が違うのが興味深かったです。

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