【オランダ教育】オランダの学校の長期休暇について

今回は、オランダの学校の長期休暇について紹介します。

オランダ語で学校の休暇のことをschoolvakantiesと言います。オランダの学校の長期休暇は、Zomervakantie(夏休み)が5週間、Herfstvakantie(秋休み)が1週間、Kerstvakantie(クリスマス休暇)が2週間、Voorjaarsvakantie(2月休暇)が1週間、そしてMeivakantie(5月休暇)が2週間。1年間で学校の休暇は全部で11週間です。

オランダは、Noord(北部)・Midden(中部)・Zuid(南部)と地域により長期休暇の開始日が異なります。なぜかというと、バカンスになるとオランダ人は一斉に休みを取り旅行に出かけるため、混雑や渋滞を回避するために休暇日を地域ごとにずらしているためです。

働いていて仕事の調整が必要だったり、旅行の計画を立てたり、サマーキャンプの予定を立てたりなど何か予定を立てるためにも、事前に子供の学校スケジュールを把握しておく必要があります。我が家は、オランダの文部科学省（OCW)が毎年ホームページにオランダの各地域別長期休暇の日程をのせているので、それが役立っています。ただ、学校により休みが長かったり、開始日を数日ずらしている場合もあるので学校のschoolkalenderも要確認です！

例えば、息子の学校では2024年のMeivakantieは2週間ありますが、OCWの南部の休暇期間は1週間となっています。オランダのほとんどの学校がMeivakantieは１週間の所が多い傾向なのに、息子の通う系列校は、なぜか5月のMeivakantieが毎年2週間あり「なんで～！？長すぎる！」とカレンダーを見る度に思います。

下記のリンク、オランダ文部科学省（OCW)のサイトから、2023年～2024年の春から秋のschoolvakantieを確認できます。

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Overzicht schoolvakanties 2023-2024

ちなみに、夏休みには子供たちは5週間学校が休みになりますが、親の私達の場合は夏休みには3週間、または4週間休みを取り息子と一緒にバカンスに毎年でかけリフレッシュしています。この3週間~4週間仕事を休めるのが、日本だと難しいかもしれませんがオランダでは全員ではないですが長期休みを取る人が多いです。

ただ、同じ会社でも部署によっては変わるかもしれません。旦那は以前の部署では仕事の関係で3週間の休みが限度でしたが、希望した他の部署に異動後は4週間の休暇も問題なく可能になりました。ちなみに、私は今年4週間休暇を取得しましたが、同じく会社の上司も去年4週間のバカンスを取っていました。

周りの家族を見ていても、子供が小学生までぐらいまでは夏休みなどの長期休暇には3週間程度親も休みを取り遠出のバカンスを楽しんでいる人が多い印象です。他の学校が休みになる休暇期間には、数日～1週間の休みを年に数回取り、オランダ国内や近隣国へバカンスに行くという人が多いです。

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