海外生活 Life in the Netherlands: オランダでヘアドネーションをしてきた☆

2021年6月19日土曜日

オランダでヘアドネーションをしてきた☆

私が今年、やりたかったことのひとつ「ヘアドネーション」。
オランダ語ではHaardonatie(ヘアドネーション)といいます。

きっかけは、長くなってきた髪を切りに美容院に行こうかと考えていた時に、偶然オランダでヘアドネーションについて知る機会があり、私もやりたいと思うようになり、それ以来髪をのばしていました。ただ、長い髪・・・途中で何度も、「あー、暑い!」「長い、切りたい」という気持ちがありましたが、目標の長さになるまで頑張ること1年半!

やっと目標の長さまで伸びたので、ばっさり40cm切って寄付してきました。長かった髪を切ったあとは、すごく軽く感じ、気分もすっきり!もう嬉しくて、何度も左右に頭をフルフルして短くなった髪を楽しんだほどです(笑)

髪を切ったその日は、髪を洗うと洗う量が少なくて「え?こんな少ないの?らく~」、ドライヤーもすぐ終わり乾くし「え?もう乾いたの?らく~」と最高の気分でした。

私はコロナで美容院が閉まっていたため、自宅で旦那にバッサリ切ってもらい、指定の方法に沿って寄付先に髪を送付しました。その後、美容院が再開してから美容院で髪を整えてもらいましたが、ヘアドネーションをしたい方は私のように自分で切る方法と、直接美容院に行きそこでヘアドネーションをすることを伝え切ってもらう方法の2つがあります。


今回、私が選んだ寄付先は、Eindhoven(アイントホーフェン)にある、癌治療で髪をなくした子供や大人の方の医療用ウイッグになる所です。事前に、ホームページやインスタなどで、その団体について調べたり、寄付後の流れや、実際に使用されている方のストーリーなどを見て、ここにしようと決めました。

オランダには、ネット検索してもらうとわかりますが多くのヘアドネーション先があります。ご自身が住んでおられる都市で探してもいいし、オランダ全土で探したり、ただヘアドネーションをする団体の活動をしっかり確認してから寄付先を決められることをおすすめします。また、ヘアドネーションをする寄付先により、髪の長さや送付方法が決まっているので、興味のある方や私もヘアドネーションをしたいと考えておられる方は、まず寄付機関を決めてから切ることをおすすめします。

それ以外にも、私が利用した団体は下記のようなルールがありました。
・最低30cm以上の髪であること
・綺麗に洗い乾かした髪であること
・カラーリングなどをおこなっていない髪であること
・癖の強い髪やパーマではないこと

基本的なルールはどこの団体も同じですが、追加で各団体ごとのルールがあるので、ご自身がヘアドネーションする寄付先の情報を確認してくださいね。

私は、今回30cm以上でいいところを40cmまで伸ばしてから切りました。それは、40~50cmの長さのウイッグが少ないと問合せしたところお聞きしたので、少しでも長い髪を送ろうと40cmの長さで寄付しました。そのため、実際に切った髪の長さは45cmぐらいだったかと思います。

ただ寄付してから思ったのですが、オランダで黒髪のウイッグの需要はあるのかな?と・・・あるといいな。
治療のために髪を失った方、悩んでいる方に少しでも役立ててもらえたら嬉しいなと思います。


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