記事の内容は、子供や大人が歌だったり新しい言葉を学ぶのと同じで、遊びを通して赤ちゃんは学び、成長し発達していくという内容で、年齢に応じた遊びを紹介しているものでした。遊びを通して学ぶのは、赤ちゃんや子供のメンタルとからだの成長・育成にとって大事な事だという記事でした。
なんだか、こういう記事を前は読み飛ばしていましたが、子供が産まれると変わるもので、とっても興味がわき、出産・育児関連の記事には目が行ってしまいます。
この変化よ・・・(笑)
その一つが、Spelletjes naar leeftijd(年齢別ゲーム)で、年齢に応じて赤ちゃんが興味を持ち、学んでいくゲームや遊びを成長の各段階で取り入れていくといいとのこと。これらを行う事で、子供の好奇心を刺激し、精神運動能力を高めることができるそうです。ただ、絶対にしてはいけないのが子供に無理を強いないこと、あくまでもゲームや遊びのように楽しみながら行う事が大事です。
雑誌に書かれていたSpelletjes naar leeftijd(年齢別ゲーム)を、いくつか紹介すると・・・
0か月~3ヶ月までは
・赤ちゃんの手をつんつんと刺激し、自分の指を握らせる。握れたら、手の甲をさすって指を放し、又握らせるを繰り返し行う。これは、赤ちゃんが生まれた時から持っている原始反射のある時期を活かした遊びで、運動能力の発達に役立つそうです。・産まれてから3ヶ月までの間に、赤ちゃんに認識しやすい明るい色のおもちゃや、音が出るおもちゃを見せて、目の前で動かしてみる。また、目の前におもちゃを置いて、赤ちゃんが興味をもったら、それをゆっくりと左右に動かしてみる。この追視(ついし)を刺激することで、目に見える世界が広がること、そして顔を動かすことは首すわりにもつながるそうです。
・この時期の赤ちゃんは、表情や声で気持ちを表すことができるようになり、声を出して笑うようにもなるため、赤ちゃんの目を見ながら話しかけたり、歌ったり、笑ったりしていろんな音にふれさせる。
・生後3か月ごろは、ハンドリガード(Hand-regard)を始める時期で、自分の手に気付き、自分の意志で手を動かせるとわかるようになるそうです。そのため、からだを動かす遊びを行うのがいいそうです。例えば、音が出るおもちゃを手首につけ、動くたびに音が出ることで好奇心を刺激していく。
3ヶ月~6ヶ月までは
上記で行ったゲームを、引き続き行いつつ・赤ちゃんの手に物を置いて、それを握る事が出来たら、それを一度受取り、また手の上に置くを繰り返す
・赤ちゃんの目を見ながら、腕の下に手をいれ支え、そっと前に引いて座っている位置まで引き上げ、次にゆっくりうしろに倒しシーソーのようにして動かして遊ぶ
・赤ちゃんの手を握って遊ぶ
・赤ちゃんの足に少し圧力をかけ、動かしたり、伸ばしたりストレッチをする
6ヶ月~9ヶ月までは
・赤ちゃんに認識しやすい明るい色のおもちゃを見せて、それを目で追うようにゆっくり動かしたり、おもちゃを近くに持っていき、それをさらに遠ざけることを何度か繰り返す・赤ちゃんの隣に座り、名前を呼んで振り向かせることはからだの運動能力を高める
・両手の上に何か物又はおもちゃをおいて、それらを一緒にまとめるようにすすめる
・ジャスチャーを交えながら話すことを、何度も繰り返すことも、この時期の赤ちゃんの刺激になる
・赤ちゃんに鏡を見せ、鏡の中の自分を見せてあげる。はじめは、自分だと気づかないので自分自身だと理解できるように、繰り返し名前をよんで話しかける。
・ハンカチで赤ちゃんの顔を隠し、赤ちゃんが自分でハンカチを引き離すまで待ち、それができた時に名前を呼ぶ
あと面白かったのは、「この時期の赤ちゃんに、派手なカラーやデザインの靴下をはかせて、自分の足に気付かせる」というもの。派手な靴下か・・・その発想はなかったなぁ。
9ヶ月~12ヶ月までは
・この時期は、動物が描かれた絵本を見せ、動物の鳴き声などをまねて楽しむこともよい成長につながる・顔の表情を変えたり、唇で音を立てたり、キスをしたり、おもちゃを包んで、彼らがおもちゃを箱から出すのを待つことも、よい刺激になる
・この時期の赤ちゃんは、オブジェクトのサイズや使い方を学ぶため、異なるサイズの正方形のおもちゃを与え、遊ぶこともよい刺激になる
・腕や手の下を支えてあげ、立ったり、歩いたりするのを手伝うことで彼らの運動能力を高める手助けになる
これらの子供と遊ぶ時間は、これから彼らが生活していく社会で必要な知識、精神運動能力、社会的能力を高める手助けになるそうです。
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