海外生活 Life in the Netherlands: 【海外育児】1ヵ月検診の内容と準備、持ち物について

2019年8月4日日曜日

【海外育児】1ヵ月検診の内容と準備、持ち物について

オランダでは、妊婦時の検診もそうですが、産まれてからの乳幼児健診も夫婦そろっていく方が多いと感じます。オランダ人の我が家の旦那も、何も言わなくても当たり前のように、一緒に毎回参加しています。

これはとてもいいことだな、と感じます。一緒に子育てをしているので、旦那自身も子育てに参加する中で知りたいことや聞きたいことがあるだろうし、また大事な我が子の検診はどれだけ成長したか分かるのも、楽しみでしかたがないようです。


ちなみに、この乳幼児健診は事前予約が必要です。この1ヵ月検診の予約は、自分で連絡をいれる必要はなく、市役所に出生届を提出すると、自動的に市役所からGGDに情報が送られ、GGDから市役所に提出している連絡先にConsultatiebureau(オランダ版小児保健所)の看護婦さんの訪問連絡が入ります。

我が家の場合は、出産後、1週間たったぐらいの時にConsultatiebureau(オランダ版小児保健所)から看護師さんが家に来てくれ、1時間ほど面談を行いました。定期健診の説明、私たち家族の病歴や、私たちの健康状態、仕事、赤ちゃんの世話や子育てで知りたい事などについて色々質問され、それに対して答えていきました。

あと、子供を日本語とオランダ語のバイリンガルで育てるかなども聞かれ、我が家では旦那がオランダ語で話しかけ、私は日本語で話しかけて育てていくつもりだという事を伝えると、「その場合、脳での言語処理に時間がかかるため、あなた達のお子さんは少し話しはじめるのが遅れることもあるかもしれないけど、心配しないでね」とのことでした。

最後に、次回の1ヶ月検診、2ヶ月検診の予約日を話し合い決めました。そして、オランダ版の母子手帳「Growth Book」をもらいました。今後、その手帳に検診予約日や検診時の測定記録も記載されていくそうです。そのため、検診時にはこの手帳を必ず持参するようにいわれました。

そして先日、赤ちゃんが産まれてから初めての1ヶ月健診のため、Consultatiebureau(オランダ版小児保健所)に行ってきました。

小児保健所は、我が家から徒歩でいける場所にあり、とっても近くてすごく助かります。
場所は、Zuid Zorg内にあり、ドアを開けるとおもちゃがたくさん置かれており、そこにいくつもおむつがえコーナーが並んでいました。


Zuid Zorgについて



受付とかあるのかな?と思ったのですが、そういうものはなく予約時間に行くと、中からアシスタントの人が来て名前を告げ、持参したオランダ版の母子手帳「Growth Book」を渡すと、「赤ちゃんの身長・体重を測り、順調に成長しているかをチェックするわね。そこにおむつ替えコーナーがあるから、服を脱がしておむつのみにして測定の所まで連れてきてね。」と言われ服を脱がすことに。

まず、頭のサイズと身長をはかり、そのあと、おむつを脱がして体重をはかりました。これらの測定は、アシスタントの人が行ってくれます。

完全母乳で育てているので、どれぐらい飲めているのか、ちゃんと飲めているのかなどの不安も少しあったのですが、産まれた時から身長は4cm伸びていて、体重もこの1ヵ月で1kgちょっと増えていて、ホッと安心しました。

測定の間、我が子は、全く今の状況を気にせず口を開けて気持ちよさそうに、スヤスヤ寝ていました(笑)。その姿を見て、アシスタントの方が「すごく、リラックスした子ねー」と笑いながら測ってくれ、その記録をオランダ版の母子手帳「Growth Book」に記録してくれていました。

測定が終わった後、またおむつのみをはかせて、おくるみにくるんで別室に入りドクターの問診がありました。問診の間は、我が子は目を開けて、声を出したり、興味深そうにきょろきょろ周りを見て大人しくしていました。問診では、先ほど測定したデータを入力し、成長グラフでオランダで平均的かを比べ見せてくれます。

そして、ドクターから母乳やうんちの状態、体調などについて質問がいくつかあり、その後で、へその緒が取れておへそがきれいな状態になっているか、目の動きを見たり、湿疹はないか、手足の動きで変わった所はないかなどの全身のチェック、腹ばいにさせると頭を持ち上げようとするかなどの確認がありました。腹ばいになったとき、我が子は、頭をグラグラさせながらも自分で頭を持ち上げようとしていました。

その他にも、両脇をかかえて足を床につかせて歩かせてみたり、、、これには、大人しくしていた我が子もギャン泣きしていました。しかし、ギャン泣きしながらも、しっかりと足を動かし歩いているのをみて、この子はたくましく育ちそうだなーと感心しました。

その後、相談やこの1ヵ月で気になったことなどを質問する時間がありました。私はこの1ヶ月の間で、聞きたいことをその都度メモしていたので、聞きたいことがたくさんでした!でも、メモをしておいたおかげで、聞き忘れることなく、この1ヶ月で聞きたかったこと、不安だったこととかを全部聞けて、それに対してアドバイスなどをもらえたので気持ちがすっきりしました。検診・問診では、時間に焦らされることもなく、しっかりと質問や話を聞いてくれ、全部で約1時間程度でした。

はじめての検診を終えてみて、下記を持参すると便利だと感じたので、これからの方の参考になればと思います。

オランダ版の母子手帳「Growth Book」
・タオル
・おくるみ
・おむつ(複数)
・おしりふき
・手を拭くウエットティッシュ

検診・問診時には服を脱がせて、おむつのみにするので問診時など長い時間かかる場合、赤ちゃんが寒くないようにくるんであげるものを持っていく事をおすすめします。私は、タオルとおくるみを持参し、タオルはおむつ替えシートの上にしいて冷たくないように、またおむつ替えシートを汚さないように使用しました。おくるみは、検診の間おむつのみだと寒いのでくるんであげると大人しくしていたし、問診時もおくるみを取るのみでドクターも全身チェックができ便利でした。

次回は、2ヶ月検診です。1か月後、どのぐらい成長しているか楽しみです!

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