海外生活 Life in the Netherlands: 【オランダ生活】知っておくべきオランダの自転車ルール

2019年2月23日土曜日

【オランダ生活】知っておくべきオランダの自転車ルール

オランダは自転車の国と言われるほど、自転車の利用者が多い国です。

オランダで暮らしていると、朝と夕方の通学・通勤の時間帯は、車だけでなく自転車の渋滞する様子が見られるのも、オランダらしいなぁと感じます。


どうして、オランダで自転車が人気なのか?
理由は様々だと思いますが、個人的に感じるのは、平らな国なので激しい登坂もなく自転車でどこでも行きやすい事、自然が身近でサイクリングコースも多い事、自転車専用道路や信号が整備されていて走りやすい事だと思います。


そのため、オランダで暮らしていると自転車に乗る機会が日本よりあると思うので、これからオランダで暮らし始める方、自転車のルールを知らなかったという方に、オランダで自転車に乗る際に知っておくべきルールを紹介していきます。

<注意事項>
・自転車に乗りながらの携帯使用は禁止(2019年からの新ルール)
・自転車に乗りながら傘をささない

なので、オランダでよく見かけるのは、フード付きの上着を着て雨が降ってきたらフードを被るというもの、又はレインコートを着ている人もいます。でも、私もそうですがフード付きの上着ですましている人が多いです。そのため、天気が変わりやすいオランダでは、フード付きで防水の上着が1枚あると重宝します!

・自転車走行は右側を走ること
自転車用ベルを必ずつけておくこと
自転車用ヘルメットを着用する必要はなし
・夜は、必ずライトをつけておくこと


私は一度、遊びに行った帰りにライトの電池が切れて、夜にそのまま走っていたら警察に止められたことがあります。注意だけで済んだのですが、安全のためにもライトはちゃんとつけて走りましょう。

・自転車に乗る時は専用道路を走る(オランダ語で自転車道路は「fietspad」です)
・曲がるときはハンドサインを使う

例えば、右に曲がりたい時には、右腕をまっすぐ右に水平に伸ばすと、右に曲がりますという意味になります。逆に、左に曲がりたい時には、左腕を水平に左に伸ばします。その際に、いきなり曲がるのではなく、後ろから自転車や人が来ていないか確認することを忘れないでください。

市内に住んでいるなら鍵は2つが必須

去年まで市内の中心に住んでいたのですが、自転車を買う時、周りの人に良く言われたのは「市内に住んでいるなら、自転車の鍵は2つ必要だよ」です。自転車を買う時に、旦那にも、自転車屋のお店の人にも、友人にも言われました。言われるたびに、理由を聞いてみるとオランダでは自転車が人気なだけあって、盗難件数もかなり多いとのことです。鍵を壊し、自転車を盗んでいく人がいたり、盗んだ自転車が中古として販売されたりするそうです。そのため、自転車についているタイヤのスポークのとこにかける小さな鍵以外にも、チェーンロックは必須とのことで、私もずっと利用しています。このチェーンロックがあれば、街のちょっとしたフェンスとか、自転車用のポールにかけられるので、便利でおすすめです!
その他にも、自転車の道路標識の意味について、Holland Cyclingの「Roan signs for cyclist」(英語)に詳しく書かれているので参考にしてみて下さい。オランダで暮らしていると、自転車に乗る機会は多いと思いますが、ルールを知ったうえで安全に、楽しいサイクリング生活を過ごしてくださいね。

Holland Cyclingの「Roan signs for cyclist」

また、子供と自転車に乗る時については、同じくHolland Cyclingの「Cycling with children」(英語)に詳しく書かれているので参考にしてみて下さい。

Holland Cyclingの「Cycling with children」


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