海外生活 Life in the Netherlands: 【オランダ生活】オランダ文化!Heitje voor een karweitjeシステムの紹介

2024年2月8日木曜日

【オランダ生活】オランダ文化!Heitje voor een karweitjeシステムの紹介

今回は、オランダ文化のひとつHeitje voor een karweitjeを紹介。

Heitje voor een karweitjeとは、子供たちが仕事や雑用をしてお金をもらうという意味です。




ある日突然、玄関のベルが鳴り開けると数人の子供たちが「Heitje voor een karweitje!」と言ってきました。その時の私は、初めてのことでその文化を知らず、何をすればいいのか分からなかったので「どういう意味なの?」と子供達に聞きました。子供達からの説明で、そのシステムの意味は理解できましたが、本当に子供にお金を渡してもいいのか、またいくらぐらい渡すものなのか、何をお手伝いしてもらうのがいいのか分からなかったので、「また今度お願いね。」とその時は断りました。(ごめんね、子供達・・・)

その後、実際にどんな雑用を頼んでいるのか、平均金額などについて近所の方に聞いたり、旦那に聞いてやっと理解できました!この街に住んで数年になりますが、子供達がお手伝いをしにくるのは初めてだったので、これだけ頻度が少ないならそんなに一般的ではない文化なのかな?と思ったら、近所のお祖母ちゃんが言うには、昔はしょっちゅう近所やどこかの子供がベルをならし、子供達がお手伝いに来ていたそうです。でも、だんだん少なくなっていったのが、コロナ後にはさらに減り今では1年に1度訪ねてくるかどうかだそうです。

では、どんなお手伝いをお願いすればいいのか?いろんな方に聞くと、下記のような内容が一般的だそうです。


お手伝い内容

洗車
庭の落ち葉掃除
庭の草むしり
洗濯物の仕分け、干す、たたむ
バーベキューの掃除
植木に水をやる
犬の散歩
空き瓶を回収場所にもっていく
空のデポジットボトルを片付ける
などなど・・・


平均金額はいくら?

ちょっとした雑用やお手伝いをしてくれた後に、子供達にお金を渡しますが、この金額に決まりはないので自由だそうです。お手伝いをした内容や時間によっても変わりますが、だいたい6歳から10歳の子供に与えられる平均額は1ユーロで、10歳以上の子供には1回の雑用につき2ユーロが支給されるのが平均だそうです。


ので、今度子供達がHeitje voor een karweitje!」と来たら、ちょっとした雑用をお願いしようと思います。


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