海外生活 Life in the Netherlands

2023年5月17日水曜日

【海外育児】オランダでの4歳児健診の内容と予防接種について

先日、息子の4歳児健診と予防接種のためGGD(オランダの保健所)へ。実際には、
まだ4歳になっていないけれど、予約の手紙が来たので行ってきました。




オランダでは、出産後、生後1ヵ月から4歳になるまでは小児保健所(Consultatiebureau)で定期健診や予防接種等のお世話になり、4歳以降は、GGD (Gemeentelijke Gezondheidsdienst)が健康管理を行います。小児保健所(Consultatiebureau)では、生後1ヵ月から6ヶ月までは毎月定期健診があり、その後は8か月、10ヶ月、1歳、1歳半、2歳、2歳半、3歳、3歳9か月と定期的に健診が行われます。その時々に応じて、子育て情報や支援、アドバイスをもらうことができ、この乳幼児定期健診は全て無料です。

GGDは、子供がリラックスできるようにいろんな色を使いつつ、落ち着いた色合いのインテリアになっていて、おもちゃもたくさん置かれています。

まずは、受付に名前と予約時間を伝え、オランダ版の母子手帳「Growth Book」を渡し、服を脱がせて身長と体重の測定を行いました。その後、ドクターのいる個室に移動して個別で健診を受けました。

1.身長と体重を測定
ドクターから、まずは先ほど測定した身長と体重の成長曲線をPC上で見て、身長や体重がオランダの平均値のどこにあるのか成長度合いを見せてもらいました。

2.面談:健診
健診では、運動スキルや言語スキルを確認。ジャンプしたり、片足づつで立ちバランスをとったり、腕を動かしたり等、からだを動かし運動スキルを確認していました。また、ブロックを積み上げたり、いくつかの質問に答えたり、色や形状がオランダ語で言えるかを確認していました。

3.視力検査
息子、初めての視力検査。どのようにするのかなと思っていたら、片目ずつ眼鏡をかけ離れたところにある視力検査ボードに書いてある形を言っていくというものでした。そのため、学校で色や形状について子供は習っていると思いますが、オランダ語力が心配という方は、お子さんに事前に三角、四角、円形、長方形、ハート形、星形等をオランダ語で言えるように教えておくのがいいと思います。

4.予防接種
注射の時には、子供は親の膝の上に座らせて、腕が動かないように支えるように言われました。注射痛くて泣くかな?嫌がるかな?と心配していたのですが、息子は「ママ、注射こわくないよ」とニコッとして、声を出すことも、泣くことも、逃げ出そうとすることもなく、とても大人しくしていて親の私がびっくりしたほどです。注射後「ママ、僕頑張ったよ!」とニコニコで、その日は腕のテープを何度も私やパパに見せてきて、褒められて照れながらも嬉しそうな顔をしていました。この経験で、息子は頑張れた事が自分の自信にもなった様子でした。




今回、息子が4歳で受けた予防接種はDKTPワクチン2回目です。オランダでは、子どもたちは1歳の誕生日を迎える前に、ジフテリア(Difterie)、百日咳(Kinkhoest)、破傷風(Tetanus)、ポリオ(Polio)の4種混合ワクチンを受けています。しかし、子どもが4歳になる頃には、これらの病気に対する防御力が低下しているので、DKTPワクチンの追加接種が必要になります。

4歳児に受ける予防接種について詳しく知りたい方は、下記から詳細を確認できます。

DKTP-vaccinatie bij 4 jaar


オランダの予防接種のスケジュールは下記のようになっています。
<予防接種を行う年齢>
・3か月
・5ヶ月
・11か月
・14か月
・4歳
・9歳
・10歳
・14歳

また、オランダの予防接種全体のスケジュールについては、下記サイトに詳しく書かれているので知りたい方は確認をしてみて下さい。

予防接種スケジュール(Vaccinatieschema)




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2023年5月16日火曜日

【海外育児】2~4歳におすすめのオランダ語の教育絵本

今回は、2歳~4歳向けのオランダ語の教育絵本を紹介します。今回紹介しているのは、いろいろ読んだ絵本の中から、息子や私が好きで読んでいる絵本になります。ピューターやGroep1で学ぶこともいくつか含んでいるので、絵本を通して楽しく学んでいけます。
(絵本のタイトルをクリックすると、詳細が確認できます)




言葉を学ぶ

タイトルの通り、「初めて学ぶ1000語」という絵本。写真と単語の組み合わせで、目で見て分かりやすい構成になっています。また、de/hetがついているのもよい。トピックの内容は、食べ物、動物、家族、学校、乗り物、色、数字等、子供がよく使用する単語が含まれています。子供向けの絵本ですが、オランダ語の勉強を始めたばかりの人にもいい本だと思います。オランダには「初めての100語」シリーズの絵本は結構あるけれど、1000語はとても珍しく息子もこの絵本で単語をたくさん学びました。対象年齢2歳~4歳。

Annie Makkink「Kijk mijn letter」
オランダ語のアルファベットと韻について学べる絵本。個人的には、この絵本はとても好きで文字と音を習い始める時に、おすすめしたい絵本です。対象年齢2歳~5歳。

この絵本は、友達におすすめされた絵本で、いくつかの学校のGroep2&3でも使用されている本になります。息子にはまだ早いので、来年ぐらいから取り入れたいと考えている本です。


形状を学ぶ

Roald Dahl「Vormen」
息子も好きな絵本で、よく読んでいました。色と形状について学べる絵本です。対象年齢は2歳~4歳ぐらいかなと思います。カラフルな色使いに、シンプルな構成で分かりやすく三角、円形、四角、長方形、星型、ひし形等の名前を学ぶことが出来ます。



Max Velthuijs「Kikker leert vormen」
オランダでテレビや絵本で人気のKikkerシリーズからも、形状を学ぶVormenの絵本が出ています。




Leren met Skipシリーズの1つの 「Vormen」。Leren met Skipシリーズは、教育絵本が多く学校でも読まれている絵本です。この絵本では、形状について学ぶことが出来ます。


数を学ぶ(1~10)

世界18か国で翻訳されている数を学ぶ絵本。色使いと絵がとにかく可愛く、シンプルな構成。動物と数の組み合わせで数を学んでいきます。対象年齢は1歳~3歳。

単語、色、数字を学べる絵本。数字ごとにタグが付いているので、見やすく、子供がお気に入りのページを開きやすい。対象年齢は1歳~3歳。


数の概念を学ぶ

形や、大きさの比較を学べる絵本。
このAlles heeft een kleur(すべてのものに色はある)という、タイトルに惹かれて購入した絵本。絵も可愛く、色について学べるだけでなく、目で楽しめるカラフルな世界観の絵本。

オランダで人気の絵本、可愛い猫のLeren met Skipシリーズのひとつ「Kleuren」。色について学ぶことが出来ます。対象年齢2歳~4歳。




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2023年4月21日金曜日

【オランダ教育】オランダの小学校入学Groep1(4歳)ではどんなことを学ぶ?

オランダの小学生Groep1(グループ1⇒4歳クラス)ではどんなことを学ぶ?

息子は、もうすぐ小学生。オランダの義務教育は5歳からですが、ほとんどの親は4歳になると小学校に通わせることを選択します。ただ、日本のように入学式というのはなく、4歳の誕生日の翌日から小学校入学になるため、各子供により開始時期が異なります。


Groep1(グループ1)開始前に、既に子供の多くは家庭か学校で遊びをとして言葉や・数や社会性などを学んでいると思います。それでも、入学前に何か準備しておくこと、言葉や数字など何かここまでできるようになっておくことはあるのかな?と先生に事前に確認したところ、「何にも必要ないわよ」との返答。「数字は覚えていく必要はあるの?」と聞くと「全く!学校で、一緒に学んでいくから何も準備しなくて大丈夫よ」とのことでした。

では、小学校入学の最初の年、Groep1(4歳)ではどんなことを学ぶのか?を息子の学校の先生に事前に教えてもらいました。今回は、息子の学校を例に紹介していきます。

まず入学後は、主に学校での生活に慣れ、社会性を学ぶことに重点がおかれています。このGroep1(グループ1)では、本格的な勉強をするというよりは、日本の幼稚園のように全体的に遊びを通して他者と関わり、自身を知り、社会性を身につけ、一般知識を学んでいく期間になります。

Groep1(グループ1)のカリキュラムは、オランダの文部科学省が定める基本目標に合致していれば、どのような内容を教えていくかのカリキュラムは、学校が独自に決定できるようになっています。下記は息子の学校の例です。

Taal(言語)

1か月半ごとに異なるテーマを立て、テーマに沿った新しい言葉を学び、絵本、音読、歌、遊びなどを通じて約3,000語を学びます。まだ文字を学ぶことはしませんが、言葉に触れる機会が多くなるそうです。それを聞いて、受動的語彙を含み約3,000語ということは、実際に使用できる語彙数は子供にもよりますがもうすこし少なくなると思いました。

主に、下記のような事を学ぶそうです。
・物語を理解し再話できるようになる
・自分の名前の文字を理解する
・自分の名前を書く
・単語を分割し発音を正しく学ぶ
・韻を踏むことができる
・色の名前の理解
・季節、月、曜日の理解


Rekenen(算数)

グループ1では本格的な算数はまだ習いませんが、算数の基礎となる本当の意味での数について学び始めます。

・数字は1~10まで数える
・1~5までの数字を書ける
・色や形や大きさを並べ替える
・「より多い」「より少ない」、「最も多い」「最も少ない」、「大きい」「小さい」、「高い/低い」「前/後ろ」「重い/軽い」といった序数・比較・最上級の概念を知る
・Vormen(形状)を理解する⇒Cirkel(円形)、Vierkant(正方形)、Driehoek(三角形)、Rechthoek(長方形)



Soiaal-Emotionele(社会性と感情)

グループ1になると、子供達は積極的に学び、自分だけでなく他の人のことも考えて行動できるようになっていきます。4歳頃から、自分と他者の共通点や相違点をより多く認識するようになるため、その工夫がカリキュラムに組まれていたり、先生が他者をよりよく理解できるように促し子供達が交流できるようにしてくれるそうです。
また、クラスメートと過ごすことで、他者を意識する、他者に配慮する、他者に譲る、他者と協力する、コンフリクトへの対処の仕方を学ぶ、人の話に耳を傾ける、ルールや習慣を身につける、自分の順番をきちんと待つ等の社会的スキルも身につけていきます。また、自身については、新しい物事に挑戦する、より自立した存在になる、自信を向上していくそうです。

他にも運動能力として、切ったり貼ったりする、鉛筆の正しい持ち方を学ぶ、切る、貼る、書く、色を塗る、線の内側に色を塗る、積み上げる、異なる素材を扱う、登る、ダンス、ボール遊び、飛ぶ、走る、投げる・捕る 、バランスをとる等の能力も身につけていきます。

上記のように、グループ1で学ぶ内容を見ていると、既に息子はピューターで習い出来ていることなので、事前に何かしておくこともなさそうで安心しました。
今後学びを通して、どんなスキルが身につくのか?どんなことが出来るようになるのか?どのように成長するのか?それは子供により異なるものだと思います。息子が、これからの小学校の1年間でどう成長していくのか楽しみです!


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