海外生活 Life in the Netherlands

2026年4月16日木曜日

【オランダ教育】オランダ語AVIおすすめ本の紹介

オランダ語の子供の本選びについて。

年齢が上がるとともに、子供の本も選択枠が広がっていき、毎回どんな本にしようかと選ぶのに悩む時があります。

そんな時は、下記2点を意識しています。

AVIのレベルにあった本を選ぶ。
これは、レベルにあった本を選ぶことで、学校で習った単語等がよく出てくるため子供のみで読める本を見つけやすいという点があります。また試験の際の読解力の練習にもなります。

テーマ別に本を選ぶ。
春なら春やイースターなど季節に関連した本を選んだり、宇宙に興味を持っていたらそれに関した本を選ぶなど、息子の成長や興味に合わせて本を選ぶようにしています。また、その本が11歳向けとかだと難しすぎて内容が理解できない、または読むのが難しいということになるので年齢にあった、または+1年齢ぐらいの本を選ぶようにしています。




AVIとは?

AVIとはAnalyse Voor Individualiseringsnormenの略で、オランダの子供の読解力を示すための数値として使われています。その数値は、スピードと正確さをもとに数値化されるのですが、息子の学校でも年2回のテストの際に、lezen試験の時にこのAVIで結果を数値で示してくれます。

AVIを見るときに、よくMやEのマークを見ますがこれは何かというと

オランダの小学校では、年2回試験が行われ1回目は年明け1月~2月ごろに行われます。2回目の試験は、夏休み前の学年終わり5月~6月に試験が行われます。つまり、MはMidden(中間)、EはEind(最終)の意味として読解力(lezen)の数値で使われます。

例えばAVI M3なら、Groep3の中間レベルという意味になります。

オランダでは、かなり前から子供の読解力低下が問題になっています。
学校でも、毎日本を読んでねーと先生が子供たちに言い聞かせています。

我が家では、息子が小さいころから毎日寝る前に本を読む習慣があるのですが、パパがオランダ語の本を読んで、ママが日本語の本を読んでいます。そして、息子は自分で本を読めるようになった4歳からはオランダ語か日本語どちらかの本を自分で選び、読み聞かせてくれます。

でも年齢が上がると、どんな本を選べばいいのか、正直どんな本があり、どんな本がおすすめなのかわからなかったので、下記サイトを参考に本選びをしています。

また先生から息子さんは読解力が高いのでレベルを1つあげた本を選ぶといいですよとアドバイスをもらいました。


おすすめサイトの紹介

1.図書館(bibliotheek)のサイト
https://www.jeugdbibliotheek.nl/
上の年齢をクリックすると、お子さんにあった本が表示されます。
例えば、6歳から12歳までのおすすめの本はコチラ
あとAVI-niveauの本はコチラ


2.あとおすすめなのはkinderboekenのサイト
https://www.kinderboeken.nl/
このサイトは、年齢やテーマで本を探すことができ、とにかく子供向け本の情報量が豊富!


3.Juf jannie leren met kinderenのサイト

このサイトでは、おすすめの本の紹介や、教材、教育アプリを提供しています。
年齢別やAVIの数値別おすすめの本はコチラ






にほんブログ村 海外生活ブログ オランダ情報へ




2026年4月15日水曜日

【海外子育て】 オランダのスイミングABCの紹介

オランダの子供で一番人気の習い事といえば「スイミング」。

最近は日本では暑すぎる等の理由で、夏のスイミングの授業を学校で行わない学校も出てきているようですが、私が子供のころは学校にプールがあり、授業の一環としてスイミングを習っていました。夏が近づくと学校指定の水着と帽子をかぶって、学校でみんなでスイミングの授業、楽しかったなあ。

でも、オランダの学校にはプールはないので、各家庭で習い事としてプールに通わせます。





スイミングは何歳から始めるの?

オランダでは早くて4歳ぐらいからスイミングを習い始めます。息子は5歳になってから始めました。はじめ4歳からと考えていたのですが、まだ筋肉や力がそこまで発達していないのであまりに早期から始めると、ただでさえゆっくり行われるスイミングのレッスンが、さらに長くなると周りのママたちから聞いていたので、5歳からにしました。

私たちもそろそろと、スイミングの学校に問い合わせをし申し込むも、4か月のリスト待ちでした。この話を他のママにすると、まだ短いほうだとか!申し込み後、半年リスト待ち、または1年待ちということも多いそうで、ラッキーね!と言われました。申し込み後にすぐに通えるわけではないのが普通らしいので、オランダにお住いの4~5歳のお子さんをお持ちの方は、早めにスイミングの学校を決め申し込みをしておいたほうがよさそうです。


オランダのスイミングABCて何?

オランダの子供の習い事といえば「スイミング」、もちろん泳ぐことが好きで通っている子供もいるけれど、好きだからという理由ではなく、持っておくべきだから通わせているという家庭の方が多いです。オランダは水資源が豊富な国なので、どこにでも運河、川、池、また海沿いなら海があります。私の住む家の近くにも運河と池がいくつもあります。そのため、もし子供が落ちてしまっても自分で泳いで岸まで泳げるようにオランダでは「泳げる」ことが子供のころから必須となります。

そのため、ディプロマを持っていない子供は川や海で泳ぐ場合は浮具やベストを着なければならず、室内のプールにおいても同じルールです。もしプール等で着ていない子供がいると、スタッフが「あなたはディプロマ持ってるの?」と確認の質問をされます。

オランダのスイミングの卒業証書はA、B、Cの3つがあります。ディプロマはA、B、Cとありますが、Cまで取る子もいれば、Bまでを取得後スイミングをやめほかの習い事を始める子もいます。ただし、Nationale Norm Zwemveiligheidによると、Cまで取得することを推進しています。Cまで取得してはじめて、アトラクションのあるプールや、海を除くオランダのほとんどのオープンウォーターで安全に泳ぎ、溺れることなく生存できるスキルを身につけていると認められることになるそうです。そのため、まだ時間がかかるけれど息子もCまで頑張ってもらおうと思います。

スイミングを開始する年齢や、それまでにどれだけプールで泳いだ経験があるかにもよりますが、たいていの子供はディプロマAを取得するのに週1回のレッスンで1年ほどかかります。ディプロマA、B、C全部取るには1年半~2年かかる・・・もうね、周りのママたち、私もだけど「ゆっくりすぎる!」という進み具合。ほかのプールに通うママさんに聞いても、おんなじ答えなので進み具合はどこもほぼ同じなんだろうな。

息子は、泳ぐのが好きでも嫌いでもないという気持ち。
できれば、ほかのことを習いたい気持ちもあるそうです。

でも、「泳げる」ことが子供のころから必須のオランダ。このディプロマをもっていないと、プールや海に行っても、ベストを着なければならなかったり、学校の遠足や、誕生日パーティー等、友達との遊びに加われない状況も出てきます。もしそうなったら、息子だけ仲間に入れないのはかわいそうだなと思ったのと、そして、おぼれた子供がいるニュースなども毎年聞くので、いつでも親が子供の目の届く場所にいるとは限らないので、息子には自分で自分を守れる手段を身につけてほしいと思い、それを息子に説明しスイミングを頑張ってもらっています。

週1回、60分の授業。

月額84ユーロです。

春の休暇や、夏のバカンスはオランダにいず海外に毎年いるため、その期間息子はスイミングをお休みすることが多く、ほかの子より少し時間をかけてスイミングを進めています。


どんなことを習うの?

日本とオランダのスイミングの教え方、見ていると大きく違うなと感じます。
まず目的が「子供自身が自分の命を守るため」にスイミングを習うので、様々なシチュエーションを予想した場合の泳ぎ方を習います。

はじめは、べストを着て水になれるところからスタート。そのあと、水中や水面での方向感覚を身につけていき、さらに水に落ちてしまった場合などに、足のつかない深いプールで泳ぐ練習をし、水底にあるブロックを潜り取り、水面まで上がる練習をします。平泳ぎ、背泳ぎ、クロール、立ち泳ぎ等基本水泳を習い、なれたらべストを脱いで比較的短い距離を泳ぐのが基本のディプロマAのレッスンです。




BやCになると、Aで習った基礎水泳をより深めていく内容で、泳ぐ距離も長くなります。また、着衣したまま飛び込んだり、水の中の穴を潜ってくぐったり、長距離を泳ぐ練習も必ずします。これは、運河や川に落ちた時に、服を着ているためそのシチュエーションを想定し、服や靴を履いた状態で泳ぎます。水着と比べ、服を着ていると重く感じるし、靴も履いているので泳ぎにくいけれど、そのような状態でも「泳げる」ように練習を繰り返します。

平泳ぎは顔をつけず、水面から顔を出したまま泳ぐ練習をします。
また、手の動かし方も私が日本で習ったのと異なりました。

つまり綺麗に泳ぐではなく、泳ぎきる、つまり生き残るためのスイミング。

子供たちが泳いでいる姿は、待合室のガラス張りから見ることができます。
たいていカフェが併設されています。ただ、ずっと見てると必ず「ママ!」と手を振るので集中できないと思い、時々見る程度にしているのですが(笑)先週は息子が泳いでいるのを見ていると、足のつかない深さのプールにべストなしで飛び込み、2M先にある水中にある穴をくぐり、水面に浮上し、背泳ぎで泳いで壁のところまで泳ぐというのをしていて、素直に「すごいな!」と感動!

大人の私でも、足のつかないプールに飛び込むのはドキドキするし、水中にある穴・・・くぐれるかな?と。でも、見ていて思ったのはオランダに限らず、いつ水に落ちるのか、または水面に高いところから飛び込まなければいけないシチュエーションになるのかわからないので、その時に怖くて飛び込めないではなく、飛び込み、泳ぎきれる自信と勇気をみにつける練習もしているんだろうなと感じました。

あと、先生が言っていましたがディプロマを取得して終わりではないということ。大事なのは、自動車の運転免許と同じように、スイミングの資格を取得した後も定期的に泳ぎ続けることが大事。これは、水に慣れ親しみ、習得したスキルを忘れないため、そして飛び込み泳ぎきる勇気と自信を忘れないためでもあります。





にほんブログ村 海外生活ブログ オランダ情報へ



2026年3月29日日曜日

【オランダ教育】5歳から始まる性教育の内容とは?

オランダのSeksuele opvoeding van kinderen in de basisschool(小学校における子供の姓教育)。


オランダでは、ほとんどの小学校で5歳ぐらいから性教育が始まります。ただ学校により開始時期も、取り組む内容も異なりますが息子の通う学校では、4~5歳が在籍するGroep1の時に、性教育のレッスンがありました。

それを聞いて、そんなに早くから性教育が始まるの?!とびっくりはしたものの、それと同時に4歳、5歳の子供達にどのように、どんな内容を教えるのか、その方法と内容とそれを受けた子供達の反応に興味がありました

そこで、後日先生に詳しくお話を聞いてきました。

息子も成長とともに、僕とパパは男の子、ママは女の子と体の違いを少しずつ理解してきていたり、学校でこれからはキスは友達としちゃだめだって先生がいってたよといってきたり、少しずつ自分と他人との違いを感じるようになっていて、そのタイミングでの性教育は人と関わる中での社会的ルールだったり、何が許されていて何が許されていないかなどを友達を通じて、また学校での教育を通して学んできているようです。

性教育は、体、関係、性、そしてそれに関連するルールや価値観について知り学ぶ教育。

では、早期の段階から性教育を行う目的は何だろうと先生に聞いてみると、「このぐらいの年齢では、子供は自分を他人と比較し始めたり、関係に対して好奇心を持ち、性についての質問をするようになるころよ。性的発達(Seksuele ontwikkeling)は自然のことであり、大切なこと。性教育では人との関係や性に関する考え方、ルール、価値観についても伝えるわ。小学校から性教育を始めることで、子供達は早い段階からこのテーマに慣れることができ、子供達は自分の体や人間関係について学べるのよ。また、お互いに尊重しながら接する方法も知れるようになるわ。」とのことでした。

子供達には、人によって境界線が異なることも伝えるそう。あなたが好きなことでも、他の子供は好きではないかもしれない。だから、押しつけはよくないこと、違いを知りお互いを思いやること。

そして、レッスンを行うときに大事なことを聞いてみると、各年齢の発達段階に合わせた性教育を行うこと。そして、オランダらしいなと感じた言葉が「Het is van belang de seksuele identiteit van je kind niet in te vullen」。日本語に訳すと「子供の性的アイデンティティを決めつけないことが重要」であり、性教育を行う際にはこの点も意識して行うそうです。

男の子が男の子に恋をすることもある、女の子が女の子に恋をすることもある、典型的な男の子や女の子の行動をする必要はなく、子供が着たい服や色を選んで着て、遊びたい友達と遊ばせ、子供は自分がなりたいものを見つける自由がある、だから性的アイデンティティを決めつけないことが大事。子供が自分自身を発見し、自分がなりたいものになることができることが大切だと。

またクラスで、性についてテーマを設け話すこともあるそうで、どのテーマを話すかは年齢段階によって異なるそうです。子供たちはどんな質問をしたり、どんなことに関心があるかにもよるそうですが、幼い子には自分の体について多く話し、年上の子には恋愛や自分が誰で何が好きかを発見することについて話すことが多くなるそうです。



もし、オランダでどのように学校で性教育を実地しているのか興味のある方は、Onderwijskennis.nlから詳しい情報が確認できるので見てみてくださいね。



また、オランダの学校で行う性教育のカリキュラム内容や教材を知りたい方や、お家でお子様と性や多様性について説明したり話をするときなどに使えるサイトを紹介しておきます。下記サイトは、息子の通う学校の先生に教えてもらい実際に先生方も活用しているサイトになります。

子供達が性的、およびジェンダーの多様性について簡単に学べる教材や書籍を見つけることができます。


教室で性的、およびジェンダーの多様性について話し合うためのインスピレーション、ヒント、教材を見つけることができます。



あと、この動画もおすすめです。Het Klokhuisの動画内では、どの触れ方が大丈夫でどれがダメかが説明されています。6歳以上のお子さんと一緒にこのビデオを見て、話し合うこともできると思いますし、動画を自分で見て子供と話す際の参考にすることもできます。





にほんブログ村 海外生活ブログ オランダ情報へ