先日、息子の4歳児健診と予防接種のためGGD(オランダの保健所)へ。実際には、
まだ4歳になっていないけれど、予約の手紙が来たので行ってきました。
オランダでは、出産後、生後1ヵ月から4歳になるまでは小児保健所(Consultatiebureau)で定期健診や予防接種等のお世話になり、4歳以降は、GGD (Gemeentelijke Gezondheidsdienst)が健康管理を行います。小児保健所(Consultatiebureau)では、生後1ヵ月から6ヶ月までは毎月定期健診があり、その後は8か月、10ヶ月、1歳、1歳半、2歳、2歳半、3歳、3歳9か月と定期的に健診が行われます。その時々に応じて、子育て情報や支援、アドバイスをもらうことができ、この乳幼児定期健診は全て無料です。
GGDは、子供がリラックスできるようにいろんな色を使いつつ、落ち着いた色合いのインテリアになっていて、おもちゃもたくさん置かれています。
まずは、受付に名前と予約時間を伝え、オランダ版の母子手帳「Growth Book」を渡し、服を脱がせて身長と体重の測定を行いました。その後、ドクターのいる個室に移動して個別で健診を受けました。
1.身長と体重を測定
ドクターから、まずは先ほど測定した身長と体重の成長曲線をPC上で見て、身長や体重がオランダの平均値のどこにあるのか成長度合いを見せてもらいました。
2.面談:健診
健診では、運動スキルや言語スキルを確認。ジャンプしたり、片足づつで立ちバランスをとったり、腕を動かしたり等、からだを動かし運動スキルを確認していました。また、ブロックを積み上げたり、いくつかの質問に答えたり、色や形状がオランダ語で言えるかを確認していました。
3.視力検査
息子、初めての視力検査。どのようにするのかなと思っていたら、片目ずつ眼鏡をかけ離れたところにある視力検査ボードに書いてある形を言っていくというものでした。そのため、学校で色や形状について子供は習っていると思いますが、オランダ語力が心配という方は、お子さんに事前に三角、四角、円形、長方形、ハート形、星形等をオランダ語で言えるように教えておくのがいいと思います。
4.予防接種
注射の時には、子供は親の膝の上に座らせて、腕が動かないように支えるように言われました。注射痛くて泣くかな?嫌がるかな?と心配していたのですが、息子は「ママ、注射こわくないよ」とニコッとして、声を出すことも、泣くことも、逃げ出そうとすることもなく、とても大人しくしていて親の私がびっくりしたほどです。注射後「ママ、僕頑張ったよ!」とニコニコで、その日は腕のテープを何度も私やパパに見せてきて、褒められて照れながらも嬉しそうな顔をしていました。この経験で、息子は頑張れた事が自分の自信にもなった様子でした。
今回、息子が4歳で受けた予防接種はDKTPワクチン2回目です。オランダでは、子どもたちは1歳の誕生日を迎える前に、ジフテリア(Difterie)、百日咳(Kinkhoest)、破傷風(Tetanus)、ポリオ(Polio)の4種混合ワクチンを受けています。しかし、子どもが4歳になる頃には、これらの病気に対する防御力が低下しているので、DKTPワクチンの追加接種が必要になります。
オランダの予防接種のスケジュールは下記のようになっています。
<予防接種を行う年齢>
・3か月
・5ヶ月
・11か月
・14か月
・4歳
・9歳
・10歳
・14歳
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