前回の記事で、「こんなやり方があった!オランダの免許に書き換える効率的方法について」に便利な手続き方法について、詳細を書いているので参考にしてください。
※2016年7月時点の情報となります
さて、その後の手続きについてですが・・・
私の場合は、申請から3日でCBRから手紙が届きました。
この手紙が届いたら、ここではじめて免許の書き換え申請のために市役所に行きます。実際に、市役所での手続きの流れについて詳しく説明していきます。
市役所での手続きの手順について
【1】アポイントメントを入れるオランダでは、市役所に行く際には事前に予約が必要です。そのため、予約の取り方も市役所のページから行う事ができるなど、とても便利なシステムになっています。
【2】受付番号を取る
予約日の当日は、5分前に市役所にいきました。
市役所の入り口に機械があります。これは、来館目的により対応窓口が異なるため、その対応をスムーズに行うために導入されています。
この機械は、オランダ語と英語に対応しているため「English」のボタンを押して言語を変更しましょう。それから、英語で書かれている「事前予約あり」のボタンを押します。
そしたら、次は英語で「BSNナンバーを入力してください」という画面が出ます。そのため、市役所に行く際には自分のBSNナンバーを忘れずに、持っていくと手続きがスムーズに進みます。
入力が終わると、番号札が出てくるので、それを取り順番が来るまで待ちます。私は、5分ぐらい待ちました。
【3】窓口にて必要資料の提出
指定された窓口に行き、「日本の免許からオランダの免許に書き換えたい」ことを伝えます。あとは、持参した資料を渡せば10分ほどで手続きが完了します。当日、持参した資料は以下5点と申請手数料です。
提出した資料
・運転免許の証明書翻訳
・日本の免許書
・証明写真 1枚
・CBRからの手紙
・申請手数料(€38.95)
・(日本の免許返却依頼書)
【4】手紙が届くのを待つ
あとは、自宅宛てに4週間~6週間で、申請の承認がおりた手紙が届きます。
【5】運転免許書を受け取りに行く
手紙が届いたら、市役所に運転免許書を受け取りに行き、手続きは完了です。当日、持参したものは以下2点です。
持参するもの
・パスポート
・届いた手紙
私は、来年日本の免許の更新期限だったため、有効期限がどうなるか心配していました。しかしなんと、受け取った免許書の有効期限を見てびっくり!2026年まででした。オランダの運転免許を申請した時点からのカウントになるため、10年間有効となりました。
免許更新の手続きの手間もなくなったし、これで、オランダで自由に運転をすることができます!
嬉しい!
日本の免許返却依頼書は実は必要ない?!
私は、オランダで申請手続きを調べる中で、多くの方が「日本の免許書の返却依頼書」を一緒に提出されていることが分かりました。でも、CBRの提出資料の中には記載されていないため、必要なの?必要ないの?かが分かりませんでした。そのため、正しい情報を知りたいと思いCBRのHPを確認しました。そして順番に読んでいくと、返却依頼書の提出は必要ないことが分かりました。CBRのHP内に、回収した日本の免許は返却されることが文面で明記されていました。
しかし、本当に返却してくれるのか、ちゃんと在オランダ日本大使館に届けてくれるのかが心配だったので、私は「私の免許書を、在オランダ日本国大使館に返却してほしいこと。そして、CBRのHPにちゃんとこんなふうに記載されていましたよ。だから、ちゃんと返してくださいね。」という感じの内容で、送付先の住所とCBRの文面箇所を切り取り、手紙に貼り付けました。
オランダ語でオリジナルの、「日本の免許返却依頼書」を作成しました!
そして、上記資料と共に提出しました。
これから、オランダの運転免許に書き換えをされる方は、日本の免許返却依頼書は提出しても、しなくてもどちらでも返却はされるため安心してください。
日本の証明写真は使用できるのか?
証明写真について、日本から持ってきたものを使用できますか?とご質問をいただいたのですが・・・残念ながら使用できません。免許書の申請には、オランダのパスポートサイズのカラー写真が必要になります。ただ、日本でも見かける証明写真機がオランダの駅構内などにもありますが、そこで撮影してしまうと、写りがあまりよくないとか、サイズがずれているなどの理由で受け付けてもらえない場合があります。そのため、街中にある写真屋さんで撮影してもらうことをお勧めします。
関連記事:オランダの運転免許の申請方法について(日本運転免許書の返還方法編)
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