海外生活 Life in the Netherlands

2024年3月4日月曜日

【オランダ生活】日本の野菜の種が買えるサイト&家庭菜園について

今回は、オランダで買える日本の野菜や薬味の種・苗の紹介です。




最近は、3月に入り待ちに待った太陽の出る暖かい日が続くようになってきました!
コートがいらないぐらいの気温の心地よさ・・・太陽の光を感じれる季節になり幸せです!

太陽が出て暖かくなると、散歩する方を多く見かけるようになり、ご近所でもお庭の掃除を始めたり、家の大掃除を始めたりする方達が増えてきました。私も、先週末から少しづつお家やお庭掃除を始めていますが、なかなか大変・・・でもお庭のお掃除が終わったら、お花やお野菜を植えたいので頑張っています。

そもそも、私が家庭菜園を始めようと思ったのは
・家を購入しお庭が広くなったこと
・子供と一緒に、自分達でお野菜を育て食べるのは食育になると思ったこと
・私の住む場所にはアジアスーパーもなく、ローカルスーパーでは買えないけど恋しくなる日本の野菜や薬味を自分で作ってしまおうと思った

などですが、家庭菜園をしてみたらぐんぐん育っていくお野菜を見るのは楽しいし、食事の前にお庭でお野菜を収穫し、採れたて新鮮のお野菜を食べれるので、始めてよかったなと感じています。

でも始めるまでは、日本で食べていた野菜や薬味の種や苗ってオランダで買えるのかな?と思い調べると、びっくりするほど色んな種類が手に入ることが分かりました。

ホームセンターに行けば、定番の野菜たちの他にオクラ、わさび菜、白菜等色んな種や苗が売られています。


白菜 ⇩


わさび菜 ⇩


私は基本、ガーデニングショップやホームセンターで購入することが多いですが、日本の野菜や珍しい種などは、このMoestuin LAND.nlのサイトで購入することが多いです。
去年はここで、紫蘇(しそ)、オクラ、水菜、小松菜、枝豆などを購入しました。




また、大好きなミョウガ!ミョウガはホームセンターで売っているのを見かけたことがありますが、私はDutch Wasabiというサイトから購入しました。ちなみに、ミョウガはオランダ語では「Myoga - Japanse Gember」です。こちらのサイトでは、他にも柚子の木やワサビ菜なども購入できます。



他にも色んな種を探したい方は、ネットなどで「moestuin zaden」や「moestuin zaadjes」などで検索すると見つけることができます。オランダ語でmoestuinとは家庭菜園のことで、zadenが種という意味です。

肥料が混ざっていて便利なので家庭菜園でする時には、これをいつも使っています。




お庭には、イチゴ、ブルーベリー、チェリーの木、葡萄の木などが既にあるので、今年は簡単なネギや、大好きなミョウガ、オクラ、水菜、サラダ菜、ミニトマト、カボチャ等を育てようかなと考えています。


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2024年2月9日金曜日

【オランダ教育】 息子オランダ現地の小学校に入学!

今回は、オランダの現地の小学校について紹介。

アメリカからオランダに帰国し、息子はオランダ現地の小学校に入学しました。



オランダの小学校入学の時期はバラバラ?
オランダの義務教育は5~16 歳なので、5歳から小学校に通わすこともできますが親が仕事をしていたり、子供に社会性を身につけさすために、ほとんどの親は 4 歳から子供を小学校に入れています。

そのためオランダでは、4歳になった誕生日翌日からGroep1にはいることができます。小学校により、Groep1と2が独立しているところもあれば、Groep1/2をまとめて1クラスにしているところもあります。


実際にGroep1でどんなことを学ぶのか下記で詳しく紹介しています。


入学前事前面談
小学校入学直前には、Groep1の先生と親とで事前面談を行いました。内容は、息子は何をするのが好きとか、我が家は3言語を使用しているので各言語レベルについてとか、オランダ語レベルについてとか、どんなことが得意とか、この1年間の成長とか、とにかくお互いについてよく知りましょうという時間なのでたくさんのことを話しました。

私達は、この小学校に息子を入れるつもりだったので、それをふまえて1歳の頃からこの学校に併設してるピューターに通わせていました。そのため、Groep1の担任の先生達も息子のことをよく知ってくれていたので、私が「ここ数ヵ月でこんな成長があったんです」とか話してると先生も「そうなのよ!」と同じように感じてくれてたりしたこともあり、話しはスムーズでした。

息子が通っていたピューターでは、3歳半になると小学校になってもはやく新しい環境に馴染めるようにと、週に2回1時間づつ併設の小学校のGroep1のクラスに遊びに行ける時間を作ってくれていました。そのため、息子だけでなく同年代の子供たちは、Groep1のクラスの中の雰囲気を理解しているし、そこにいるお兄ちゃんやお姉ちゃんに遊んでもらいながらいろんなことを学んだりしていました。そうやって半年かけ事前に環境になれていたこともあり、小学校初日は「ママ、抱っこ!」と抱っこマン状態でしたが、2日目には学校の門の前で手を振り一人で建物に入り教室まで行き、コート類をかけ、自分の席に座るまでを1人でできるようになったのは、この事前準備期間のおかげだと思っています。なんせ、新しい環境にはとっても慎重になる子がすぐになじめたので。あとは、本人が楽しく元気に遊び、友達を作り、たくさんのことを学んできてくれればいいなと思います。

また、ピューターの同じクラスのお友達の中には、別の小学校に行った子もいますが、そのままこの小学校にあがった子達もいるので、既に息子が知っているお友達がいる環境は、息子にとっては溶け込みやすかったと思います。既に知っている子、新しく小学校から入ってきた知らない子と、ちょうどいい割合でクラスの中は混ざっていて、彼にとってもいい刺激になる環境だと感じました。


入学にあたり準備するもの
日本と異なり、オランダでは小学校入学にあたり用意や準備はなにもありません。学校に持参するのは水筒、フルーツボックス、お弁当のみ。週に1度ジムの日がありますが、ジム専用の靴は学校において置くシステムのため、毎週持参の必要もありません。指定の鞄もないし、全てに名前を書く必要もないし、本当に準備という準備がなかったのが楽でした。あとは全て学校側が用意してくれます。


学校の時間割について
学校により学校の終了時間等は異なります。息子の学校では、月、火、木、金の週4日は14:15まで学校があり、水は午前のみで12:00終了になります。毎日10:00にスナックタイムでこの時間は持参したフルーツや野菜のステイックを食べます。12:00~12:30がランチの時間で各自持参したお弁当を食べます。


オランダの学校の休暇について下記で詳しく紹介しています。


お弁当について
そのため、10:00に食べるスナックタイム用のフルーツと、ランチで食べるお弁当を持たせます。ただ、ランチ時間は30分で時間になるとまだ食べてる途中でも、まだ残っていても「お弁当片づけて、外に遊びに行くわよー」と先生が掛け声をかけます。そのため、はじめの頃は量が少し多かったのか、息子に「あのね、ママ、ごめんね、時間内にたべきれなかったの。ちょっと多いと思うのね。次は、もう少し少なくしてくれる?」と言われ(笑)、それ以降はお弁当を作る際には「食べやすい事」「4歳児が30分で食べきれる量」「美味しいお弁当」の3つを意識して作るようにしています。


1日のスケジュール
1日のざっくりとしたスケジュールはこんな感じ。
10:00 フルーツタイム
     外で遊ぶ
12:00 ランチタイム
12:30 外で遊ぶ
14:15 終了/帰宅

教室には、こんな風に1日の流れが分かるように貼られていて、毎朝子供達と一緒にその日のスケジュールを確認します。werkenの時間は、絵本を読んだり、レゴで遊んだり、おもちゃで遊んだり、教室にあるツリーハウスで遊んだり、i-patで勉強したり等・・自分で遊びたいものを選んで遊ぶ時間です。




毎日「学校楽しかった!」と大好きな友達のことを話してくれたり、親友になった子のことがどれだけ好きか教えてくれたり、いろんな人と関わる中で友達と喧嘩したり、思うようにいかなくて泣いたり、笑ったりと毎日楽しく学校に通ってくれています。日々、心身ともに成長していく息子をみて、嬉しいような寂しいような気持ちで、「ママ、大好きよ」と甘えて来てくれるこの時間を大事にしたいな~と最近とても感じています。





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2024年2月8日木曜日

【オランダ生活】オランダ文化!Heitje voor een karweitjeシステムの紹介

今回は、オランダ文化のひとつHeitje voor een karweitjeを紹介。

Heitje voor een karweitjeとは、子供たちが仕事や雑用をしてお金をもらうという意味です。




ある日突然、玄関のベルが鳴り開けると数人の子供たちが「Heitje voor een karweitje!」と言ってきました。その時の私は、初めてのことでその文化を知らず、何をすればいいのか分からなかったので「どういう意味なの?」と子供達に聞きました。子供達からの説明で、そのシステムの意味は理解できましたが、本当に子供にお金を渡してもいいのか、またいくらぐらい渡すものなのか、何をお手伝いしてもらうのがいいのか分からなかったので、「また今度お願いね。」とその時は断りました。(ごめんね、子供達・・・)

その後、実際にどんな雑用を頼んでいるのか、平均金額などについて近所の方に聞いたり、旦那に聞いてやっと理解できました!この街に住んで数年になりますが、子供達がお手伝いをしにくるのは初めてだったので、これだけ頻度が少ないならそんなに一般的ではない文化なのかな?と思ったら、近所のお祖母ちゃんが言うには、昔はしょっちゅう近所やどこかの子供がベルをならし、子供達がお手伝いに来ていたそうです。でも、だんだん少なくなっていったのが、コロナ後にはさらに減り今では1年に1度訪ねてくるかどうかだそうです。

では、どんなお手伝いをお願いすればいいのか?いろんな方に聞くと、下記のような内容が一般的だそうです。


お手伝い内容

洗車
庭の落ち葉掃除
庭の草むしり
洗濯物の仕分け、干す、たたむ
バーベキューの掃除
植木に水をやる
犬の散歩
空き瓶を回収場所にもっていく
空のデポジットボトルを片付ける
などなど・・・


平均金額はいくら?

ちょっとした雑用やお手伝いをしてくれた後に、子供達にお金を渡しますが、この金額に決まりはないので自由だそうです。お手伝いをした内容や時間によっても変わりますが、だいたい6歳から10歳の子供に与えられる平均額は1ユーロで、10歳以上の子供には1回の雑用につき2ユーロが支給されるのが平均だそうです。


ので、今度子供達がHeitje voor een karweitje!」と来たら、ちょっとした雑用をお願いしようと思います。